【2025年まとめ】タイツにはなれなかった!

2025年を振り返ります

旅行のまとめ

まずはこのブログといえば(?)の旅行から振り返っていきます

【1月】
諏訪湖

【2月】
長崎/福岡
島根
・キュンパス
大阪→京都→金沢

【3月】
・四国
函館/青森

【6月】
日光
御殿場 エアロキングに乗る

【7月】
山形新幹線 運転支障をあざ笑う旅
長野

【8月】
北海道&東日本パス
・大阪

【9月】
奄美→神戸→豊郷→和歌山→名古屋
・北海道 道央/道東

【10月】
・牧之原

【11月】
・宮﨑→別府→岩国→広島

今年は17回旅行に行きました。総日数は52日で、43都道府県に訪問しました。
冬休み、夏休みの長期休暇に集中しており、1回の旅行が5日~1週間の日程と、比較的長くなる傾向にありました。

これ以外にも学校行事や就活でも遠くに行く用事があったため、実際はもうちょっと多いですが、面倒なので集計してません

よかった旅

行ってよかった旅を振り返ります

諏訪湖

1月に行った諏訪湖、とても楽しかったです。

「JREポイントの利用で特急券が安いから」という適当な理由でしたが、あずさに揺られ、諏訪大社に諏訪湖、おいしいご飯とあったかい風呂、よさげなホテルでダラダラして、最後に酒飲んで死ぬという旅でした。

学校の休みでふらっと行くにはちょうどよかったので、機会があればまた行きたいなーと思っています。

四国

大学の友達複数名との旅行でした。四国そのものが既におもしろかったのですが、やっぱりグループ旅行も悪くないなって思いました。
1人で行く旅行もそれはそれで楽しいのですが、誰かと行くのも楽しいよな~って改めて感じさせられました。あとはオタクとの旅行じゃないからちゃんと観光になっていいよね

あとは道後温泉。道後温泉には今回初めて宿泊したのですが、やっぱここの規模感は素敵すぎるし自分好みすぎる。また改めて1人で行って、今度は路面電車なり歩くなりでぶらぶらしたいなって思いました。

青森

あんまり期待していなかったのですが(最悪)、実際行ってみたら楽しかったです。というのも、駅前でだいたい完結するのでめっちゃ楽。

主要なのがねぶたと八甲田丸という渋めな内容なので人は選びそうですが、個人的には楽しかったです。アップルパイ超美味しかったし、風呂もあるので適度に休憩もできます。
ただ飯屋が頂点と底辺しかない。駅ビルのレストランとラーメン屋はめっちゃおいしかったし、のっけ丼も評判良いので行ってみたいところですが、それ以外はゴミの味でした。貧乏舌が言うのだからガチです。

北海道&東日本パス

18きっぷの改悪で相対的に価値が上がった、11,530円で7日間浮浪者をする権利が与えられるキモきっぷ。暇な人はみんな使うべきだと思います。

きっぷが良かったというよりは俺の旅行プランが上手でした。行きたかったところはだいたい見て回れたし、なにより東北三大祭りを制覇できたのがデカかった。足を延ばして函館まで行っちゃったし、デンシャ面でもHB-E300系列の快速列車もたくさん乗れて満足でした。これからはキュンパスの時期に入って絶対混むので、この夏に時間をかけてゆっくり見て回れたのはよかったなーと思います。

豊郷小学校 旧校舎群

初来訪なはずなのに何度も来たことのある景色でした。

きらら豚なのでほんと来れてよかったし、来れてよかったです(語彙力)
けいおんの展示や過去のきらら本誌など、オタク面で楽しかったのはもちろんなのですが、校舎群そのものが価値のあるものなので、ここが例えけいおんの聖地でなかったとしても来る価値は十二分にあると思いました。家の近所にある小学校がどんどんボロくなっていく様を見ていると、それよりも古い建物であるはずの豊郷小学校がこうして維持・保存されているというのは、現役の建物ではないとはいえ幸せなことだし、残していく努力はとても大切なものだと感じます。

乗ってよかったもの

続いて、楽しかった乗り物を紹介していきます

JAL ファーストクラス (国際線仕様機材)

国際線機材に乗りたくて、適当にスカイメイト見てたらB773のファーストが空いていたので乗りに行きました。ガチで最高でした。手荷物検査から降機する瞬間まで、すべてが素晴らしいものだったし、比べて東武鉄道って客のこと相手にしてないんだなって思いました。

機会があればまた利用したいです。クラスJという名のビジネスも乗りたいし、他機材のファーストも乗りたい。こうやって負のスパイラルに陥るんだろうな…

寝台特急 サンライズ瀬戸・出雲

散々おでかけしておきながら、今年初めてサンライズに乗りました。出雲大社に行ったのに全然効果がなかったことがどうでもよくなるレベルで最高でした。なんでもっと早く乗らなかったんだろう…

部屋の中で景色をぼーっと眺め、なんか食べたり飲んだりして、眠くなったら寝る。最高体験すぎたのでぜひまたやりたいところです。なんならシングルデラックスとか乗りたいです。

只見線

単純に楽しかったというのもありますが、なによりも沿線地区の努力に感動しました。

只見線は過去の水害で長期間運休になっていた経緯があるのですが、全線で運転を再開してからは沿線の人々が力を入れて只見線を盛り上げようとしてくれています。観光ガイドの添乗に、駅の観光地化。列車に向かって手を振ってくれたりもして、これがSL大樹みたいな観光列車ならまだしも、ただのローカル列車にここまでの愛を注いでくれているのはとても嬉しいものがあります。

JRがいつ廃線を検討し始めるかどうかわからない世の中なので、このうちに盛り上がりの一端となって、路線存続に一役買えれば素敵なことだと思います。

快速 海里

“ちょうどいい旅”とはまさに海里のことだと思っています。

新潟から酒田まで3時間半と、絶妙に飽きと疲れがくる所用時間に、車窓も飽きない程度に海が出てきたりと既にちょうどよいのですが、桑川駅の20~30分の停車で海を見たり軽食を食べたり、カフェテリアでコーヒーやらを買って飲んだりできるため、配分さえうまくできればあっという間に終着です。

冬季は桑川の停車がないそうなので、乗るなら暖かい時期をおすすめします。個人的にもまた乗りたいよ

微妙だった旅

基本的にはどれも楽しかったのですが、微妙だった旅もありました。

金沢(俺のせい)

去年行って楽しかったから今年も行ったのですが、結局去年としてることが一緒でおもんなかったです。なのでこれは俺のせい。

金沢の前に大阪と京都も経由してきているのですが、全体的に何をしたいのかわかりませんでした。初手が大阪駅前のコメダってやばいでしょ

別府

地獄以外に何もなかったし、観光のやり方が下手だなって思いました。
何か所かある地獄の全てに入れるフリーパスが2,000円で売っているのですが、全部が絶妙に離れているし移動手段もない、というか地獄自体がどこも似たような風景なので、1か所入るだけでも十分満足です。

あとは別府駅周辺の観光名所が本当に別府温泉の地獄しかない。余裕めに時間取ったらあまりにも暇になっちゃって、途中からゆめタウンのタリーズでブログ書いてました。多分もっと足を延ばせばいろいろあるんだろうけど、レンタカー借りる金さえないオタクには難しかった…

大阪万博に行けなかった

夢洲には行ったのに万博には行きませんでした。まじでおかしいよ

なんか気づいたら始まっていたし、気づいたら終わってたんですよね。いずれいずれと先延ばしにする性格が仇となった瞬間でした。面白いかどうか関係なしにとりあえず行っておけばよかったと、割とガチで後悔しているので、横浜の花博はちゃんと早いうちに行っておこうと思います。

全体的に長すぎた

全体的に1回の旅行が長すぎました。2月のキュンパスは前日入り含めて6日間、8月の北海道&東日本パスも7日間、9月と10月も4~5日間の旅行を3回。
長引くとそのぶんお金も多く出ていくし、なにより計画性がないのでどんどん下手くそ行程になっていくのがわかります。

あとは普通に飽きてきます。2月~3月なんか毎週旅行行ってて、それも日帰りとかじゃなくて宿泊を伴っているので、途中から飽きと資金不足がやってきます。非日常に飽きてどうするんだって話なので、来年のテーマは“塩梅”ですわね

微妙だった乗り物

快速 リゾートしらかみ

微妙だったというよりは、JRが持ち上げるわりには大したことないなって感じでした。普通に5時間の乗車時間は長すぎるので途中から眠くなってきます。

車内販売が無人販売しかないことは本当にゴミだと思いました。5時間乗ってて飲み食いできるのがりんごジュースってなんだよって話で、僕は秋田であらかじめ駅弁やらコーヒーやらを買っていたのでよかったですが、隣に座っていた韓国人は丸腰で乗ってきたらしく、駅弁を羨ましそうに見られて気まずかったです。

能代のバスケとか三味線披露とか、よかった取り組みも多かったので、どちらかといえば恒常的なものになってしまった怠慢さみたいなのが問題だと思います。

WEST EXPRESS 銀河

このご時世にこういう電車を走らせてくれるのは本当に嬉しい事なのですが、「寝台特急」という冠を模している割には快活のブースよりも寝にくい空間で正直泣きました。他人と隔てるものが薄っぺらいレースカーテン1枚っておかしくない?

クシェット同室だったおっちゃんと仲良くなれたのは面白かったし、目覚めて見える太平洋の景色は素晴らしいものでしたが、夜通し走る以上はある程度のプライバシーが欲しかったです。もし次に乗るならグリーン個室を狙いたい。

グリーン車/グランクラス(サービスなし)

座席が悪かったというわけではなく、普通席で十分だなという発見でした。

なんか普通にお金がもったいないですよね。経験としてはいいものだけれども何回も乗るものではなくね?って思いました。座席だけのグランクラスもテンションはかなり上がりましたが、どうせ乗るなら次はフルサービスに乗りたいです。

よかったこと

フジの死

バイトから帰ってきたらフジテレビが社会的地位のどん底にいて大変愉快でした。僕は根っからのテレビっ子で、ネットニュースよりも井上貴博を信じているタチの人間ですが、最高のエンタメだったと思います。

ほんといいお笑いを見せてくれてありがとうと思っていますが、あの時期の宮司アナの死にそうな顔はもう二度と見たくないので、当時の経営陣はガチで猛省してほしいです。次は日テレ、お前だ。

適度な運動

良かったって言うか、普通にするべきだと思いました。

春の鬱期間で唯一したことに近いのが自転車でしたが、これがいい気分転換になるし、絶妙に疲れるので夜寝れます。最近は寒くて乗れていないのが心配ですが、また暖かくなったら乗るんだと思います(雑)

運転免許の取得

ようやく免許を取りました。
車を運転する回数はまだ少ないものの、とりあえず資格を持っているだけでも違うなーと思ったり。家族の用事には特に貢献できていて、お墓参りの環境カードになりました。

ちなみに車も買ったのですが、それはまた来年ということで…

iPadの買い替え

iPadを買い換えました。Air4→Pro(M4)という大躍進。ついでにApple Pencil Proまで買っちゃってほんとに金がなかったです。

画面のリフレッシュレートが120Hzになったので映像やゲームがヌルヌル動くし、皮肉なことにAirよりも薄型で軽い。Pencilとの相性も最高なので、今まで以上にこき使っている気がします。それ以外は正直びっくりするような変化がなく、M4とは…?って感じ。

マンガ「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」

今年はこれしか読んでません(?)

牧之原翔子の視点から綴る物語。オタクとは思えないほど出会いが遅すぎてホモ、というか本家より好きで最悪です
この内容でアニメ作ってくんねーかなー

piece of cake

実装してくれてほんとありがとう。

好きな曲をゲームでやれるっていいよな~~~~~って心の底から思いました。カードも好きだったし、セリフも全然好きだし、なによりジャケットが好きだってずっと言ってるしこれからも言います。

「恋する小惑星」ブームの再来

ニコニコで久しぶりに1話を観て感激。その日のうちに円盤を買いに行き、圧倒的最強になっていた時期がありました。

やっぱこの作品、特にアニメはきらら界隈の特異点ですよね。内容そのものは他の作品と同じ足並みだけれど、どこかしっとりとした空気感がすっごい素敵。当時は金曜23時という枠がさらに拍車をかけていたしな…

最悪だったこと

今年そのものが最悪だった

JRE POINTステージ プレミアム

ガチでいらなかったステータスでした。それ以外にないです。

青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない

設定画まで出たから期待したのに、出番ゼロはおろか、手紙にくっついてきた写真までも見せてくれなくてガチでキレました。でもいいんだ、この女は劇場版でしか輝けない女だから

あと円盤の特典に不可思議のカルテ入ってるのがあからさまな誘導すぎて嫌いになりました。早く雨宮天の不可思議聞きたいです、死にます。

“何者か”になりたくて必死だった

全部がめんどくさくなって、3月から6月のどっかくらいまで鬱の期間がありました。ブログも全然更新しなくて、Twitterもやめてみたりとかして、迷惑をかけてしまって本当に申し訳なかったなと思っています。

ずっと、何かになりたかった。ここ2~3年は特に必死だったように思えます。

大学進学を機にオタクを隠すようになって、それは趣味に生きる俺にとっては死活問題で、大学では特に何もない中身空っぽの人間みたいな評価になってしまいました。

そのぶん、趣味の部分の持つ意味が濃くなりすぎたのだと思います。自分を認めてもらいたくて、形のない何かを目指していました。オタクを片っ端からフォローしてみたり、「花粉症」の名義分けとかしてみたり、noteを開設してみたり…。
実はこのブログもアフィリエイトに参加していて(収益は出てない)、本格的にぐるぐるしてしまいました。その結果がオタクごとやめます❗のヒスのはじまりだったんですけどね

諦めを受け入れた

今年の学びは「諦めること」です

結局自分は大学でも趣味でも演じきれなくて中途半端で、そもそもが大したことないということに気づいて、そういう自分自身に対しての諦めがまずあります。
でもそれは決してマイナスな意味だけではなく、下手に広げすぎていたものを絞り込めるという利点の方がむしろ大きいです。SNSは引き続きこのブログしかやらないし、今持っているものを最大限に活用する方法を考えていきます。もっと計画的に、もっと先を見て、諦めていこうと思います。

諦めは他者に対してもです。今まではずっと嫌われたくない、むしろ好かれたいと思っていました。だからずっと我慢して、諦められないための諦めを繰り返してきました。
無駄だと思いました。疲れました。どうしようと人は勝手に自分を諦めてくれるし、自分がどれだけ他人本位であれこれ考えても仕方がないときだってあって、そんな自分に息苦しさを感じました。

言い方はひどいものですが、そろそろ絡む友達を選んでもいいのかなということです。今までは選ばれようと必死で、「誘われれば行く」ベースの人間でした。それが行かなきゃみたいな義務感に変わっていって、多少の我慢で選んでくれるならそれでいいだろう、みたいな自己犠牲がありました。でもそれも疲れがあって、もうやりたくなくて、とりあえず未読無視から始めることにしました。

よくわからない写真集の聖地巡礼に散々付き合わせたくせに、自分が行きたいって言った諏訪大社には寄らせてもらえず、後日改めて行くことにした。みたいなのはその典型で、5人で入店して自然と俺が1人席になったり、うどん食って腹壊したり、自分を蝕むだけの相手なら諦めたって良いと、自分を諦めたことでそう思えることができました。

他にもあります。声優はあんなに仲良しでファン想いでいてくれるのに、自分が中心だと思っている花びらたちも。垂れ流しの無料放送をやめて課金制にした浜松町のラジオ局も。ACEだのKEYだのに名前を変えて進んでいくアイドルたちと、全ての忌まわしき原因である事務所も。今年はたくさんの他者を諦める機会がありました。

とはいえ、諦められない関係性もたくさんあります。中高の友達とは続いている関係が多いし、どれも大切です。これを機に大学で特に仲良くしてる友達にも鉄道研究部だったことを言いました。いくら自分を諦めようと、こういったものは絶対に諦めたくはありません。相手が拒絶しない限り、これは一生続けるものだと思っています。

渦巻く黒から、4kmのその先へ

Twitterをやめたとき、他に繋がる手段を教えてほしいと連絡してくれた人もいたし、いつでも帰ってこいよ!みたいに話しかけてくれる人もいました。自分のエゴで、大切にするべきであった親切心さえも切り捨ててしまったのは未だに後悔しています。

自分のエゴに打ち勝てるのは自分のエゴだけだと思っているので、このブログだけは最低限続けていくつもりです。更新が止まるときがあるかもしれませんし、そもそも去年の旅行記だって書き終えてません。でも、このブログだけは諦めません。これは決意であり、覚悟です。

タイツにはなれなかったが、総帥の足は拝めた

と満足げなのでいいんじゃないっすかね タイツが全てじゃないと、総帥のカードがそれを証明してくれてると思います

今年も「水平線を飛び越えて」をお読みいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

ここまでの記事を書いた人

みつしょう

写真と旅行が好きな限界大学生。

お金ください。